みなさま、こんにちは。
建物のコンセプトを決定し、イメージを固めていく際に欠かせないCGパース。
HPや販促チラシなどで目にしたことがある方は多いと思いますが、皆さまどのように制作されているのかご存じでしょうか??
今日は、普段行っている建物のCGパース制作の流れをご紹介します!

パースは①モデリング→②レンダリング→③レタッチという3stepで進めていきます!
まずモデリングに使うのは「SketchUp」というソフトです!
線を引いて、立体に押し出したり、逆にへこませたりと、とても直感的な操作で、どんどん建物の形が出来上がっていきます。

3Dパースの制作にはこちらの図面が欠かせません。
まず最初に図面を取り込み、その線に沿って正確に線を引いていきます。

図面通りにモデリングを進めていくと、建物の外観が完成!
まだ素材は貼っていない段階なので模型のような印象です。

ここから建物に素材を貼り付けていきます!
実際の素材を張り、サイズを合わせ、見た目を本物に近づけていきます。
一気に建物らしくなってくるのでとてもワクワクする工程です!

これでモデリングが完了しました!

続いて「LUMION」というソフトを使用し、レンダリングという作業に入っていきます。
ここでは、写真のような質感に仕上げていく作業を行います。
光の当たり方や影、植栽などの環境を整えることで、モデルがリアルに見えていきます!

レンダリングが完了しました!
SketchUpで見ていた時とは印象が大きく変わり、より建物の雰囲気が分かりやすくなります。

最後に、書き出した画像をレタッチしてさらに鮮明に仕上げます。
色の調整や明るさ、細かな修正を加えることで、より魅力的な完成イメージに!

たくさんの工程を経て、ようやくCGパースが完成しました!
実は、ひとつの建物の外観が決まるまでに、何パターンも作成して検証を重ねています。
これからも、より良いパースを目指して努力していきたいと思います!
今回ご紹介した高砂プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。